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グラハム粉とは?

そもそも小麦粉というのは、麦の胚乳を製粉したもののことをいいます。お米でいえば白米の状態ですかね・・

その小麦粉の表皮や胚芽も一緒に食べたほうが栄養価が高いのではないかと考え、検証したのが

アメリカのシルベスター・グラハム博士です。お米でいえば玄米に近い感じですね。

そして、その粉は全粒粉と呼ばれるようになり全粒粉の栄養価を示したグラハム博士の名前を取り

グラハム粉という名前が定着するようになりました。ですが、正確には製法が一般的な全粒粉とは違います。

 

その製法は、一般的な全粒粉は小麦の胚乳や表皮、胚芽もいっぺんに粉にします。

しかし、グラハム粉は胚乳をわけて通常の小麦粉を作り、表皮や胚芽は別に粗挽きにして後で混ぜ合わせる

という手法をとります。手間は全粒粉よりかかりますが、別々にすることで栄養素や風味を損なわせないようにするためなんです。

 

 

グラハム粉のメリット

メリットとしては、やはり栄養素が豊富で手軽に取れることに尽きると思います。食物繊維がおおいということ

ビタミン類も3倍以上となります。カロリーも一割程度ですが低くなっています。主な栄養素の比較です。

 

 

カロリー

炭水化物

食物繊維

脂肪

たんぱく質

ビタミンB1

ビタミンB2

ビタミンE

鉄分

小麦粉

365kcal

75.9g

2.5g

1.7g

8.0g

0.13mg

0.04mg

0.3mg

0.6mg

 

全粒粉

328kcal

68.2g

11.2g

2.9g

12.8g

0.34mg

0.09mg

1.0mg

3.1mg

 

100gあたり

見た目は茶色っぽくなりますが、脂質が高く その胚芽油の

影響からグルテン形成がよくないこと 生地の口当たりのため我が家では通常の強力粉も混ぜるためカロリー値が

そんなに下がることはないのですが

胚芽に含まれる「小麦胚芽油」はビタミンEを含んでおり

ビタミンEは血行の促進、肌の代謝を高めるので

小じわなどの防止や紫外線やソバカス予防などのケア

抗酸化作用があるのも特徴の一つです。

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